大手自動車メーカーとのチームワークで車両をより軽量に
環境規制が厳しくなる中、自動車産業は走行性能向上を強く求められています。
排ガス規制はますます厳格になっています。
車両重量をもっと軽くすること。これは最先端を走るためのひとつの方法です。サビックは、グローバルな自動車メーカーと協力し、バンパーからテールゲートまで、自動車部品に使われる材料の軽量化に取り組んでいます。
自動車メーカーの部品サプライヤーであるマグナ・ボヘミア社と共に新たなポリプロピレンを開発し、バンパーの厚さを2.5 mmまで最適化することに成功しました。耐久性や耐衝撃性などの物性を損なうことなく実現したソリューションです。この材料の使用により、質量を最高10%削減し、車両重量も7%まで減量可能としました。
この共同開発は、マグナ・ボヘミア社に大きなコスト削減をもたらしたと同時に、その顧客である自動車メーカーの排ガス規制の遵守にも貢献しました。