子どもたちの新学期準備を支援する
学習するための準備が整っていれば、学校で成功する可能性は最大限に高まります。SABICは、恵まれない子どもたちが必要なものをすべて揃えて新学期をスタートできるよう支援する「Back to School」プログラムを世界中で行っています。
SABICのCSRプログラムの根幹にあるのは、当社が事業を展開する地域社会がより持続可能で革新的な社会になるよう支援するという使命です。この使命の実現に欠かせない教育は、特に私たちの未来を担う若者たちにとって重要です。
当社のグローバルな「Back to School」イニシアチブは、新学期をスムーズにスタートするために必要な教材や備品を揃えることができない生徒を支援するという目的のもと、2015年に設立されました。私たちは、11カ国で政府、NGO、学校、地域社会と協力して、恵まれない子どもたちが新学期に備えて準備できるよう支援してきました。「Back to School」イニシアチブの一環として、ブラジル、ケニア、アラブ首長国連邦、米国では生徒に学用品を提供し、ベトナムとサウジアラビアでは技術教育を支援してきました。これまでに教育支援を提供した生徒の数は、数万人におよびます。
このプログラムを通じて、SABICの従業員は地元のコミュニティへの支援を行うことができます。たとえば、ブラジルのカンピーナス市にある製造拠点の従業員は、新学期の開始前に6歳から12歳までの子どもたち145人に学用品が詰まったバックパックを確実に届けられるよう尽力しました。
「Back to School」は、コラボレーションの力によって、教育の最大の恩恵を受ける生徒から教育を受ける機会を失う原因を取り除く方法を示しています。