農家との協力により世界の耕作地で生産性を最大30%増加。
2050年には98億人に膨らむと予測される世界人口。この食糧需要に応じるには、世界の食物生産量を35%増やす必要があります。
社会がCOVID-19の影響とその余波に対する取り組みに追われている世界情勢においても、これは世界中の農家を巻き込み、今すぐ行動をとることが必要な差し迫った問題です。
農家との協力と「スマート肥料」はその解決策のひとつです。
SABIC(サビック)は、リヤドのキングサウド大学での研究プロジェクトにおいて、世界を飢餓から救うための課題に取り組んでおり、まず中東特有の作物やその困難な生育条件を克服するための特殊肥料を開発しました。
ナツメヤシ栽培のために開発されたスマート肥料により、SABICは農家の生産性を30%も増加させ、収穫が不安定な痩せた土壌でも安定した品質の作物生産を実現しています。
複数のスマート栄養素を一つの肥料にまとめることによって、農家の作業時間の節約にもなっています。