ヨーロッパの歩数競争
SABICでは毎年、ヨーロッパ各地の従業員が21日間で誰が最も多く歩けるかを競うステップ(歩数)チャレンジイベントを開催しています。このイベントは、チームスピリットと健康を育み、慈善事業のために資金を集めるシンプルなチャレンジです。
毎年恒例のヨーロッパのステップチャレンジからも分かるように、健全な競争は大きな動機付けになります。従業員は個人戦とチーム戦で競い合い、21日間にわたって毎日1万歩以上歩きます。優勝した個人とチームの両者は寄付先の慈善団体を選ぶことができ、寄せられた金額に対してSABICが同額を上乗せして慈善団体に拠出するという取り組みです。
チャレンジ期間中に参加者が使用するStepSenseアプリは、進捗状況を追跡するだけでなく、ヨーロッパ各地の仲間と比較することができるため、参加者のモチベーションがさらに高まります。
StepSenseは、ウォーキングやランニングだけでなく、あらゆるスポーツを歩数に変換できるため、従業員は自分の好きなアクティビティを通してステップチャレンジに参加できます。
今年のチャレンジでは、ヨーロッパ8カ国から約400人が参加し、合計9,300万歩以上の歩数を記録しました。この歩数を距離に換算すると8万km、つまり地球2周分に相当します。優勝した個人・チームは、子どもや高齢者を支援する慈善団体に寄付することを選択し、1,360人に直接的な恩恵をもたらしました。2023年に選ばれた慈善団体には、子どものための一時保育所やホスピスなどが含まれています。
ヨーロッパのステップチャレンジは、参加者全員にとって「四方良し」のイベントです。慈善団体は優勝チームに代わってSABICから寄付金を受け取り、従業員は地域社会貢献と健康づくりという2つのメリットを達成できます。そして、人々の全体的な生活の質を向上させる健康的なライフスタイルは、すべての人に恩恵をもたらします。